【タイのワンちゃんジェットとハチ、外国からやってきたココちゃんを考える】

タイの田舎に引っ越したら、猫さんといっしょに暮らそうと思っていたのに、どういうわけか縁があるのはワンちゃんばかり。バンナーのパークレーンに住んでたこえおは、毎日、猫ばかりと出会う毎日だったのに、不思議なものです。
タイの田舎でも、ワンちゃんばかりというわけではない。1キロほど離れた近所の小さな家には猫がいる。そして、夜中になると、庭にやってくるようだ。でも、めったに姿をみたことはない。
丸くなって、ひなたぼっこをしてる猫は観ているだけで、こちらもなんだかのんびりしてくる。そして、私が近づいても無関心。ワンちゃんとはちがう。この無関心さが好きだ。

そして、無関心なんだと思ってると、突然やってきて、ニャーと鳴いて膝の上にのっかってくる。何を考えてるのかわからない。猫さんは謎なのだ。
ワンちゃんはわかりやすい。お腹が空くとわんわん。知らない人が来るとわんわん。遊んで欲しいとわんわん。

いろんな動物がいるなと思う。
同じ種族でも、トラもいれば猫もいて、狼もいれば犬もいる。


そう考えると、人間もおんなじだ。人間といってもいろんな人がいる。
閑話休題、タイのワンちゃん(ジェットとハチ)とココちゃんのちがいを考えてみることにした。
ココちゃんはバナナを食べない

ココちゃんの先祖はカナダのラブラドール地方のラブラドールハスキーらしい。青い目をしたワンちゃん。すでにこの世を去った、黒いワンちゃんジェットと茶色のハチはタイのワンちゃん。先祖がバナナを食べてなかったっから、バナナは食べないのだろうか。ジェットとハチはバナナが大好きだった。すぐに飛びついて、美味しそうに食べてたんだけど、ココちゃんはちょっとなめて食べようとはしない。大好物は鳥のレバーとえびせんのお菓子。食べ物の好みもちがうんですね。

ココちゃんは高いところを怖がらない
ココちゃんは高い場所を怖がりません。ハチやジェットは高い場所がにがてでした。でも、ジェットはすぐになれて自分から高い場所に登ってました。ハチは臆病で、私が高い場所においておくといつまでも降りられないで困ってました。ところが、ココちゃんがいたずらするので、高い場所においておこうと思っても、すぐにジャンプして飛び降りでしまいます。ココちゃんはなんだか小さな狼みたいです。



ココちゃんは引っ張る力がすごい
ココちゃんは家の中にいるときはいたずらしないようにソファーにつながってるんですが、ある日、そのソファーまで引っ張って動かしてしまいました。先祖が犬そりを引っ張ってただけあって、すごい力です。

ココちゃんは料理を作ると吠える
トンちゃんが台所で料理を作りはじめて、ちょっと時間がたつと、ココちゃんはいつもワンワンと大きな声で吠えます。なんだか、”早く作れ”といってるように思えて笑ってしまいます。そして、ジャンプしたり、攻撃態勢みたいになったり、なんでどうなるのといった感じです。

まとめ
犬と猫、トラや狼、そして、おんなじ犬でもタイの犬と外国の犬、みんなちがう。
さらに考えれば、同じ種類の犬でも、みんな一匹ずつ性格も個性もちがう。
人間も国や年齢や性別とかで区別しても、みんな一人ひとり同じ人はいない。未来にはクーロン人間でまったく同じ人間が複数いたりするかもしれないけれど、結局は、みんなちがっていたほうが楽しい。ココちゃんはココちゃん、世界に1匹だけのワンちゃんなのです。
